愛犬・愛猫の栄養は足りている? | 不足栄養素検査とは

言葉を喋れない家族だからこそ

人は自身の体調不良がある場合、必要な栄養を自ら選択することができます。しかし日々の食事を人間から与えられたものだけを摂取している犬、猫たちはどうでしょうか?
栄養素を補えているつもりが吸収できていない…不足している…そこまでの問題・課題に向き合えているでしょうか。

そこで、アレミッケの不足栄養素検査 フソクタス(不足+)は、愛犬・愛猫の被毛から、45項目の不足栄養素から吸収できていない補えていない栄養素を見つけ出します。
不足栄養素検査は自らの不調を言葉にして伝えたり、犬や猫たち自ら選んで摂取できないからこそ必要な検査といえます。

不足栄養素検査フソクタス

同じ両親から生まれた子でも、体質は異なる

写真の2匹は同じ両親から生まれた子で、生後10ヶ月時点の写真です。左が女の子、右が男の子です。
離乳食前までは、右の男の子のほうが体重が重かったのですが、ドライフードに切り替えて以降徐々に体重が近づき、生後6ヶ月頃には逆転しました。 男の子ですので、女の子より体高はありますがその分ほっそり見えてしまいます。双方、生後10ヶ月で体重50キロと小さいわけではありませんが、あきらかに骨格(成長過程)に違いが出ています(胸の横幅が違う)。
写真でわかるように左の女の子の方が体の幅が圧倒的に厚く骨格がしっかりとしています。 親犬もおり、両親(犬)のアレルギー、成長過程、成犬時の状態・体格も把握。何よりへその緒を自身の手で切り哺乳瓶から育てた子だからこそ、成長過程に疑問を頂くことができました。
アレルギー検査から、右の男の子は動物性たんぱく質のアレルゲンが多くパピー期に与えていたフードの消化吸収が女の子より劣っていたことは理解できていましたが、さらに「不足栄養素検査」によって、カルシウムが吸収し辛い体質である事が理解できました。 できればもう少し早く気付いてあげらればと飼主としての後悔もあります。

気を付けていても、足りていない栄養がある?

こちらは実際のアレミッケラボにいる犬の検査(犬・男の子・生後11ヶ月時点・50キロ)の結果です。この結果から、まだまだ成長期である時期にパピー・ジュニア用ドッグフードにてしっかりと補えていたと思っていたカルシウムが吸収しづらい体である事が判明しました。
食事はアレルギー検査結果に基づき、某社11キロ18,000円のフード等数社を混ぜ与えており給餌量を含め体重より適切に対応していましたが、この様にフードのメーカーに関わらず適切に食事を与えていても体質的に吸収し辛く不足気味となっている栄養素があります。

あなたの愛犬・愛猫は栄養が足りていますか?

どのようなドッグフードも、また年齢、犬種により異なる配合もその適切とされる成分量は「通常の平均値」であることを忘れてはいけません。 パピー期の成長に関する必要栄養素から、シニア期の栄養素まで一般的基準値で配合されているフードの栄養素量が個体差によって異なる吸収量で適切に補えているかを判断することがとても重要となります。
検査結果からなるべくは食品由来の栄養素(吸収力の観点)をアレルギー検査にてレベル3に該当しない食品で補っていくことができればさらに理想的ですが、アレルギー検査を行わない(していない)、または該当しない、さらには栄養素によっては食品由来では摂れない場合や手に入らない等もありますので可能な範囲で不足栄養素を補う事をオススメします。

12月4日発売 獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査(犬猫用)|フソクタス(不足+)

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愛犬愛猫に必要な栄養素は?栄養素の役割を知ろう

不足栄養素検査項目とその特性

犬や猫にとっても、栄養素というのは非常に重要な役割を果たします。栄養素は体質によって吸収しにくいものもあり、しっかりとフードを与えていても知らず知らずのうちに栄養不足になっている場合もあります。

栄養素が持つ役割を知り、愛犬・愛猫に不足している栄養素はトッピング等で補ってあげましょう。

  1. ビタミン
  2. ミネラル
  3. 脂肪酸
  4. アミノ酸

愛犬・愛猫の不足栄養素はフソクタスで検査

獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査 フソクタス

ビタミン

ビタミンA

豚、鶏レバー、マグロ、鶏卵に含まれています。
免疫力をあげる働きがあります。
そのため、病気への抵抗力をつけたい時、皮膚が弱い、被毛がパサついている時にとくにとってほしい栄養素です。

ビタミンB1

ごま、豆類では大豆、また玄米に多く含まれています。
ビタミンB1は皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
不足すると疲労感や歩行障害、筋力低下などにつながる可能性もあります。

ビタミンB2

レバー、卵、納豆、乳製品に含まれています。
皮膚と被毛の健康維持、質の向上を高めるために欠かせない栄養素のひとつです。
脂肪からのエネルギー生成やアミノ酸の異化、細胞内のエネルギー製造所の活動など、多くの生化学反応に関与しています。

ビタミンB12

魚介類、藻類、肉類、卵類、乳類に多く含まれています。
野菜類、果実類、きのこ類、いも類などの植物性の食品には含まれていません。
タンパク質の合成や赤血球の合成などの効果が期待できます。
糖質、脂質、タンパク質をエネルギーにする効果もあります。

ビタミンB3

しいたけやまいたけなどのきのこ類、牛肉に含まれています。
セラミド合成を促進し、皮膚の保湿力を向上させるために働きます。
このビタミンが不足すると、皮膚炎を起こす可能性があります。

ビタミンB5

肉類、きのこ類、乳類、魚介類、豆類などに多く含まれています。
特に多いのはアボガド、さつまいも、レバー、納豆、鶏ささみ、レバー、鮭やいわしなどです。

代謝に関わる栄養素のひとつで、炭水化物、脂質、タンパク質などからエネルギーを生成する役割を担います。
そのため、皮膚の保湿力向上効果も期待できます。

ビタミンB6

カツオやマグロの魚類、バナナなどに含まれています。
ビタミンB6はアミノ酸の代謝などに関わる栄養素です。皮膚や粘膜の健康維持にも効果が期待できます。
不足すると皮膚や神経、血液の異常を起こす可能性があります。

ビタミンB7

しいたけやまいたけなどのきのこ類、レバーなどに含まれています。
ビタミンB7は被毛にツヤを出したり皮膚の健康維持、神経系の機能を正常に働かせる効果があります。
皮膚の保湿力を向上させ、脱毛、フケなどを減らす効果も期待できます。

ビタミンB9

ほうれん草やブロッコリーの野菜類、レバーなどに含まれています。
ビタミンB9は「葉酸」と呼ばれ、神経組織の発達や胎児期の成長、貧血予防にも効果が期待できます。
妊娠中の母犬・猫が葉酸不足になると赤ちゃんの健康に影響がでる可能性があります。

ビタミンC

オレンジやイチゴ、赤ピーマンやブロッコリー、レバーなどに含まれています。
ビタミンCは抗酸化作用や関節炎などの治療にも効果が期待できます。
犬猫は通常ビタミンCを体内で合成できることが可能ですが、生成が困難な場合は食べ物からの補給が必要になります。
熱に弱い性質があるため、調理する際は加熱に注意しましょう。

ビタミンD3

イワシやマグロなどの脂肪分の多い魚およびレバーに多く含まれています。
カルシウムやリンの代謝を調節するうえで重要な役割を果たす栄養素です。
人、草食動物は、紫外線を浴びることによりビタミンDを生合成することができますが、
犬や猫ではこのプロセスを欠くため、食事からビタミンDを補給する必要があります。

ビタミンE

アボガド、かぼちゃ、大豆、卵類に含まれています。
油に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンの一種です。
細胞の酸化ストレスを抑えることで、老化が原因の疾病の予防と治療に役立つと考えられています。

ビタミンK

レバー、肉類およびホウレン草などに含まれています。
血液凝固の役割を担うなど、様々な役目をもっています。
犬猫は、腸内細菌によってビタミンKが合成されます。
しかしながらそれだけでは1日の必要量を補えないことが多く食物から摂取する必要があります。

ミネラル

(必須ミネラル)カルシウム

乳製品のほか、哺乳類、鳥類、魚類の骨に含まれています。
欠乏・過剰のどちらも、骨格異常や尿路結石症のリスクを高め、また欠乏すれば発育障害などが見られるが、
逆に与えすぎも成長に悪影響を与えるので注意が必要です。

(必須ミネラル)マグネシウム

玄米等に多く含まれています。
マグネシウムは精製されると失われます。
わかめやのりからのミネラル分は、尿石症を悪化させる恐れがあります。
また、塩分も腎臓に負担をかけることになるので特に猫などは与える量に注意が必要です。
カルシウムやリンと同様、骨と歯の重要な構成成分であり、マグネシウムがないと骨が安定しません。

(必須ミネラル)リン

哺乳類(肉類)、鳥類および魚類の骨に含まれています。
カルシウムとリンの比率は骨の強度の維持などに重要で、食事中に含まれるカルシウムとリンの割合は適正に保つ必要があります。

(必須ミネラル)カリウム

アボガド、ほうれん草、枝豆、ニンジン、ブロッコリー、肉類、魚および卵などに広く含まれています。
神経刺激の伝達やエネルギー代謝に重要な役割を果たしており、心機能においても大きな働きをしています。下痢が続く場合は多量のカリウムが失われますので注意が必要。

(必須ミネラル)オロテート亜鉛

鶏肉、豚肉、牛肉、牛レバー、チーズなどに含まれています。
ミネラルの中でも亜鉛は特に食事で不足しやすいミネラルの1つといわれています。
亜鉛は体内で多くの体の働きに関与しているため、長期間不足していると多くの病気に繋がると言われています。

(エッセンシャルミネラル)コリン

牛、豚、鶏のレバーや卵、大豆に多く含まれています。
皮膚の乾燥を防ぐ働きがある。
コリンは肝臓で合成することができるが、常に必要量を満たしているわけではなく、食事で補う必要があり、欠乏すると胎子の発生や神経管の形成に悪影響が出てしまうことも知られています。

(エッセンシャルミネラル)ナトリウム

肉類に含まれています。
生肉は野菜の約3倍のナトリウムを含んでいます。ナトリウムは心臓や腎臓のサポートが期待できます。
細胞のエネルギー代謝においても主要な役割を果たしており、神経伝達にも関与しています。

(トレースミネラル)塩化物

トマト、海藻類などに含まれています。
血液中と消化器官中の塩化物の電解特性によって、身体全体の細胞液のバランスが保たれています。

(トレースミネラル)銅

肉類(ラム肉、豚肉、カモ肉)、魚介類、およびタンパク含量の高い豆類(エンドウ豆、レンズ豆、大豆)などに多く含まれています。
体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素。
メラニンの合成にも必要な成分です(チロシナーゼ補酵素機能)。

(トレースミネラル)ヨウ素(水性)

こんぶ等の海藻類に多く含まれています。
必要量はごく微量とされています。
甲状腺ホルモンの合成を助け、甲状腺ホルモンの成分となり成長、発達に重要な役割を持っており、その他、細胞の活動やエネルギー代謝に関係しています。

(トレースミネラル)鉄

レバー、肉類、魚およびブロッコリーやホウレン草のような緑色野菜などに豊富に含まれています。
鉄は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるミネラルです。ヘモグロビンおよびミオグロビンの重要な構成要素であり、ヘモグロビンは赤血球の中で、全身に酸素を運ぶ働きを担う色素タンパクとなります。

(トレースミネラル)マンガン

生姜、米ぬか、ごま(全粒穀類)、豆類など植物性の食品に主に多く含まれています。
細胞のミトコンドリアが正常に機能するために大きな役割を果たしており、関節軟骨の形成および神経機能にとっても重要なミネラルの1つです。

(トレースミネラル)セレン

マグロ、ワカサギ、イワシ、タラ、かつお節などに多く含まれています。
ビタミンEと協調して活動する抗酸化成分。
老化や病気から体を守る効果が期待され鵜ます。
筋肉細胞をはじめとする細胞膜を保護し、活性酸素による細胞損傷を抑制する上で非常に重要な役割を果たしています。

脂肪酸

α-リノレン酸(オメガ3)

亜麻種子やエゴマ、ほうれん草などの緑黄色野菜などに含まれています。
α-リノレン酸は体内に入るとDHAやEPAに変換されます。
皮膚からの水分喪失を防ぐなど、皮膚のバリア機能に欠かせない成分ですが過剰摂取は免疫機能障害を起こすことがあります。

アラキドン酸(オメガ6)

牛脂や鶏皮などの動物性脂肪になどに含まれています。
免疫機能を調整する効果や、学習力や記憶力を向上する効果があります。

ドコサヘキサエン酸(オメガ3)

いわし、さんま、さばなどの青背の魚の脂肪に多く含まれます。
ドコサヘキサエン酸(DHA)はオメガ 3 不飽和脂肪酸に属し、血液の
流れを良くし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞予防、認知症予防など様々な働きがあります。
抗炎症作用をもち、様々な部位で炎症性生理活性物質の合成や炎症性細胞をおさえる効果が期待されます。

エイコサペンタエン酸(オメガ3)

いわし、さんま、さばなどの青背の魚の脂肪になどに多く含まれます。
EPA(エイコサペンタエン酸)はオメガ 3 不飽和脂肪酸に属し、血液の
流れを良くし、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞予防、認知症予防など様々な働きがあります。
抗炎症作用をもち、様々な部位で炎症性生理活性物質の合成や炎症性細胞をおさえる効果が期待されます。

リノール酸(オメガ6)

コーン油、ひまわり油、紅花油、大豆油、ごま油などに含まれています。
犬の場合、リノール酸(ガンマ・リノレン酸)が含まれるフードを食べると体内でアラキドン酸を合成することができ、アラキドン酸は犬の皮膚や被毛を健康に保ち、正常な生殖機能をもたらしてくれます。しかし猫は合成することができないため、食べ物から摂る必要があり不足すると健康に障害をひきおこします。
その一方で摂り過ぎるとリノール酸は免疫細胞が働きにくくなりますので過剰摂取には気を付ける必要があります。

リノレン酸(オメガ3)

亜麻種子やエゴマ、ほうれん草などの緑黄色野菜んどに含まれています。
リノレン酸は体内に入るとDHAやEPAに変換されます。
DHAやEPAは血液をサラサラにすることで動脈硬化や心筋梗塞を防いだり、脳の働きを高めるなどの効果があります。

アミノ酸

ヒスチジン

鶏肉、鹿肉、馬肉、まぐろ、カジキ、カツオ(赤身の魚)などに含まれています。
細胞の構造を形づくる構造タンパク質として機能するほかに、ヒスタミンなど多くのの神経機能補助の効果があり、また赤血球を形成する時に必要であるため、貧血にも効果があります。
また、ビタミンB群(パントテン酸、イノシトール、コリン、ナイアシン)とともに皮膚の細胞間脂質の主成分であるセラミドの生成に関わっており、皮膚のバリア機能維持に役立っています。

ロイシン

牛肉、鹿肉、馬肉、レバー、アジ、鮭、大豆製品、乳製品など
筋たんぱく質の合成を促し筋肉の形成を促進して筋肉の損失を防ぐ効果のほか、肝臓の機能を高める(強化させる)効果があるといわれています。

メチオニン

鶏肉、牛肉、羊肉、マグロ、カツオ、豆腐、納豆、チーズなどに含まれています。
肝臓で毒素や老廃物の排除や代謝を促進し肝機能を高め、アレルギーの原因となるヒスタミンの血中濃度を低下させる効果があります。

スレオニン

鶏肉、卵、七面鳥、鹿肉、ゼラチンなどの動物性たんぱく質などに含まれています。
成長を促進したり、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する効果があります。
また、コラーゲンを合成するのに必要な材料のため、被毛を健やかに保つ効果もあります。

トリプトファン

大豆、高野豆腐、バナナ、パイナップル、緑黄色野菜、きな粉などに含まれています。
肝臓や腎臓で分解され、エネルギー源として利用されます。
ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質をつくり、集中力、記憶力を高める効果があります。

リジン

鶏肉、牛肉、鹿肉、馬肉、魚介類、チーズ、納豆などに含まれています。
身体を構成するたんぱく質の組み立てに必要な栄養素。集中力を高めたり、カルシウムなどの吸収を促進するほか、肝臓機能の強化などの効果があります。

バリン

レバー、牛肉、鶏肉、鹿肉、馬肉、魚、チーズなどに含まれています。
筋肉の強化に効果的。必須アミノ酸の1つであり、筋肉組織でエネルギー代謝され、成長に深く関わります。
ほかにも、体の成長を促進する働きや肌のハリを保つ効果など様々な効果があります。

イソロイシン

鶏肉、牛肉、鮭、チーズなど
筋肉の強化や肝機能の向上効果のほか、血管の拡張や体の成長を促進する働きがあります。 
高齢期には筋肉の減少が起こりますが、その原因は、BCAA(ロイシン、イソロイシンおよびバリンの3つは分岐鎖アミノ酸=「BCAA」と呼ばれる)の摂取に対する感度が加齢とともに減退するためと考えられており、高齢期には積極的に摂ることが望ましいとされています。

フェニルアラニン

大豆、高野豆腐、小麦、卵、チーズ、かぼちゃ、じゃがいも、肉類、魚介類に含まれます。
脳と神経細胞の間で信号を伝達する役割を持つ化学物質の神経伝達物質で、体内でノルアドレナリンとドーパミンに転換し、神経伝達物質として働きます。

アルギニン

鶏肉、牛肉、鹿肉、馬肉、鮭、チーズなど
アルギニンが体内で代謝されてできる一酸化窒素について、様々な可能性が示されています。
成長ホルモンの分泌を促進し、筋肉組織の強化や免疫力を高めたり、アンモニアを解毒する効果があります。

シスチン

魚や卵などの動物性タンパク質に特に多く含まれています。
含硫アミノ酸が代謝されると硫酸を生じ、尿を介して体外に排泄される。
肉食動物の食事は多くの含硫アミノ酸を含むため、尿は酸性となる。このしくみからDL-メチオニンは尿の酸性化剤として尿路結石の治療の一部として用いられることがあります。
ターンオーバーを促進させる効果もあり、つくられたメラニンの排泄を促してくれます。人間の場合はターンオーバーは約28日サイクルですが、犬猫は約20日と短いサイクル。

タウリン 

甲殻類、貝類、肉類、海藻類、アジやサバ、ブリやカツオの血合いにも多く含まれています。
生体の組織内に存在する含硫アミノ酸の一種で、他の必須アミノ酸と異なりタンパク質の合成には関与しない。
主な供給源は、動物性タンパク質で特に、心臓、腎臓、肝臓などに多く含まれる。メチオニンとシスチンから合成されます。猫は体内でタウリンを合成することができません。

チロシン

牛乳や豆類などに豊富に含まれています。
甲状腺ホルモンおよび他の重要な代謝物の合成に不可欠。
生体の被毛の色を決定するメラニン色素であり、被毛および虹彩の色素となる。フェオメラニン(黄~赤)およびユーメラニン(茶~黒)の生成に不可欠なアミノ酸です。
また、ドーパミン、ノルアドレナリンおよびアドレナリンの前駆物質にもなり、脳や生殖機能を正しく保つために使われます。

愛犬・愛猫の不足栄養素はフソクタスで検査

人は自身の体調不良がある場合、必要な栄養を自ら選択することができます。しかし日々の食事を人間から与えられたものだけを摂取している犬、猫たちはどうでしょうか?
栄養素を補えているつもりが吸収できていない…不足している…そこまでの問題・課題に向き合えているでしょうか。不足栄養素検査は自らの不調を言葉にして伝えたり、犬や猫たち自ら選んで摂取できないからこそ必要な検査といえます。

獣医師推奨!被毛でできる不足栄養素検査 フソクタス