2015年、猫に紐をつけて散歩する武士の絵が話題になり、戦国時代のものではないかとツイッター上でちょっとした騒ぎになりました。
その絵は 現代アーティスト・野口哲哉さんの作品。今世紀になって描かれたものですが、猫との散歩は飼い主ならだれもが夢見る光景です。
犬は散歩が欠かせない生き物ですが、猫の場合はどうでしょうか。
猫を散歩させている飼い主さんをたまに見る方もいるかもしれませんが、猫を散歩させることについては賛否両論あり、賛成派と反対派に分かれます。
散歩をさせるメリット
ストレス解消になる
外の世界に興味を示す活発な猫の場合、散歩に連れていくことによって、ストレス解消になる場合があります。
また、本来であれば猫は外で自由に暮らしている生き物です。虫や鳥の鳴き声、外の空気や風、おひさまなどに接することにより、猫本来の暮らしに近い環境を与えてあげることができます。
外に出られないことによりストレスを抱えて、室内で狂暴になったり、粗相などをしたりする場合は、ストレス解消のために 外の空気や風、おひさまなどに接してあげるのもよいでしょう。
猫の散歩は猫にとって良いだけでなく、デメリットもあります。
猫のメリットで「ストレス解消になる」と先述しましたが、猫によってはストレスになる場合があります。例えば、気の弱い猫や、外の世界に慣れていない猫は、いきなり外に出してしまうとパニックになってしまうことがあるのです。 また、 猫を外に出すことにより、ノミやダニに感染するリスクが一気に高まります。特にノミの感染率は高く、家と外を行き来する猫の場合は、100％感染するといっても過言ではありません。ノミやダニに感染し、かゆみなどの症状に悩まされる場合は、動物病院に行って、薬を処方してもらう必要があるのです。 飼い主さんも一緒にいるとはいえ、外の世界には危険がいっぱいです。交通事故に会うリスクはゼロではありませんし、うっかりハーネスを離してしまったら逃げ出してしまう可能性があります。猫を散歩させる場合は、そのような危険も覚悟した上で出さなくてはいけません。
だから必要なペットカート
そんなリスクを少しでも軽減し、より安全に、 外の空気や風、おひさまなどに接することができる方法としてペットカートの利用をおススメいたします。また、動物病院への通院などにも便利です。
photo by petitep0chimie
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